九州の旅 早朝の阿蘇大観峰を堪能し、旧国鉄宮原線遊歩道を散策するの巻
場所はここ。
雄大な阿蘇の風景を北から見渡すことの出来る絶景スポットです。
そんな大観峰で日の出を迎える風景をご紹介します。
陽が出てきました。
誰も居ない大観峰を独り占めです。
少し陽が昇って明るくなってきました。
大観峰の先はこんな感じです。
阿蘇の街並みを見下ろします。
この先端にも道は続いていて、以前歩いて行った事がありますが、風景が良くなるということはありませんでした。
やはりここから望むのがベストのようです。
だいぶん明るくなってきました。
この日は少し雲海が出ていました。
一年の内に秋の間だけ、およそ30日間ほど、好天の冷え込む朝に発生するそうです。
阿蘇五岳は涅槃像のように見えるということですが、さて、見えますか?
こちらは西側。
外輪山の上をミルクロードが走っています。
これは北側の風景です。
さて、もうすっかり陽が昇って明るくなりました。
朝ですね。
十分満喫しましたので、駐車場に戻るべく、来た道を引き返します。
さて、大観峰を堪能した次は、少し北上し、旧国鉄宮原線跡を利用した遊歩道を散策したいと思います。
場所はここ。
この小国町の道の駅が、かつての国鉄肥後小国駅の跡に建っています。
ちなみにこの道の駅の中はこんな感じです。
この肥後小国駅跡と、となりの北里駅跡を結んだ廃線跡が、旧宮原線遊歩道として整備されています。
全国的にみても、かつての国鉄廃線跡が遊歩道として利用されているところは数えるほどしかありません。
とても貴重な遊歩道といえるのではないでしょうか。
それでは散策してみましょう。
まず道の駅の少し東の交差点に出ます。
ちょっと別の季節の画像で申し訳ありませんが、こんな感じ。
ここが遊歩道の西側入口です。
まずは宮原トンネルが迎えてくれます。
このトンネルには照明が付いています。
これがスイッチです。
入口と出口の両方に付いていますので、トンネルを歩く時に点灯します。
が!
スイッチを押しても照明が点きません。
仕方なく真っ暗闇を歩きます。
後で知ったのですが、スマホにはライトの機能が付いているんですね・・・
トンネル内、上からは雫が落ちてくるし、足元は石がごろごろしているし、おまけに水たまりまであります。
それらに気をつけて進むと・・・
やがて出口が見えてきました。
トンネルを抜けると、そこは・・・
こんな感じです。
しばらく行くと幸野川橋梁に出ます。
幸野川橋梁を渡っていきます。
風景はこんな感じ。
幸野川橋梁を渡り終え、北里駅を目指して進みます。
これは幸野川橋梁を振り返った緑のトンネル。
東に進みます。
北里トンネルまでたどりつきました。
照明スイッチを押してみます。
すると・・・
今度はきちんと点きました。
良かった、一安心。
トンネル東側のスイッチもきちんと作動しました。
この北里トンネルは県道318号線の下に当たります。
ちょうど県道のガードレールが見えます。
この北里トンネルを抜けたら、北里駅跡まであと少しです。
遊歩道東側入口まで来ました。
振り返るとこんな感じ。
この入口の場所はだいたいここらへん。
木魂館の下の道です。
ここからさらに北里駅跡まで道が続いています。
すぐに北里橋梁です。
北里橋梁を渡り終えました。
振り返って見えているのは木魂館です。
北里橋梁を渡り終えて、蕎麦屋の横を抜けると、北里駅跡です。
北里駅跡に到着しました。
もっとも、この施設は新しく作られたものだそうです。
廃駅とか秘境駅とか、田舎の素朴な駅でさえ、なんだか妙に郷愁を誘い、魅力的に感じませんか。
古い階段も残っています。
以上、九州熊本の旅でした。