愛媛県久万高原町 石鎚山「長尾根展望所」と「御来光の滝」
今日は石鎚山の御来光の滝をご紹介したいと思います。
場所はここ。
今日はこの御来光の滝を目指します。
出発は石鎚スカイラインの途中にある長尾根展望所から。
長尾根展望所は上の地図で御来光の滝の右下に位置します。
載っていますか?
もし見えなければ、地図を拡大してみてください。
ここからは石鎚山が良く見えます。
だから展望所なんでしょうけど。
そして御来光の滝も左下に小さく見えています。
それでは出発しましょう。
ちなみに長尾根展望所の画像は九月の撮影、今回滝を訪ねたのは十月末です。
まずは長尾根展望所から石鎚スカイラインを少し上ります。
するとすぐにカーブミラーが見えます。
ここが滝への道の入口です。
まずは面河川の流れる谷まで急降下します。
行程のグラフはこんな感じです。
展望所から面河川への谷下りがかなりの勾配です。
行きはいいのですが、帰りの最後にこの勾配を登るのがきつい・・・
美味しそうですけど・・・食べたらやばいでしょうね。
谷に流れる面河川が見えてきました。
下りてきました。
ここからは基本的にこの面河川の流れに沿って、山を縫うように登って行きます。
この日、天気はいまいちでしたが、紅葉は盛りでした。
そして面河川の水はとても澄んで綺麗でした。
面河川の景観もまた見事ですよ。
道は一部険しいところがあります。
でも、有志の方々が橋を渡してくれていたり、ロープをはってくれたりしていますし、ルートに沿って赤テープを張ってくれています。
大変感謝です。
ついに御来光の滝が見えてきました。
この日は残念ながら水量が少なかったです。
まあ、おかげで面河川の渡渉は楽でしたが。
そして遂に滝までたどり着きました。
御来光の滝はあまりに長大すぎて、滝つぼまで行くと上の部分は見えず、下側のごく一部分しか見えません。
とにかく壮大な滝です。
滝の周りは巨大な岩ばかり。
滝下は紅葉が見事でした。
滝の水はとても冷たく、甘くて美味しかったです。
かなりの軟水です。
長尾根展望所から御来光の滝まで片道約5km、往復すると10kmを少し超えます。
道も険しいところがありますし、赤テープが張ってあっても道を失いやすいところもあります。
また、何度も面河川を渡渉しなくてはいけません。
出来れば経験者の方と同行するか、もしくは山サイトでGPSデータをダウンロードするなど入念に準備をされることをお薦めします。
以上、御来光の滝でした。